AIらしさが抜けたのは、“わたしらしさ”がにじんだから

「AIっぽい文章をなくすコツ」という記事を読んだとき、ふと自分のブログを振り返りました。
そして気づいたんです。

あれ、私の文章…もうAIっぽくないかも?

最初は自分でもびっくりしました。いまも変わらずAIに構成や文章の整えをお願いしているのに、なぜか“わたしの言葉”として読める。
この変化はどこから来たんだろう?と考え始めました。

🪞 最近の書き方を振り返ってみた

よくよく思い返すと、私のブログはだいたいこんな流れになっています。

  1. 「これを伝えたい!」という気持ちが先にある
  2. そのあと、前提やエピソードをいろいろ話す
  3. 最後に、「この会話そのまま記事にしたい!」と思う

つまり、書き始める前から“伝えたい衝動”があって、そこに自分の体験や感情をのせて話していく。
その過程を一緒に整理していくから、自然と“わたしらしさ”が出てきているんだと思います。

💭 エピソード+感情+考察のセット

もうひとつ大きいのは、エピソードに感情を添えて、最後に自分なりの考えを加えていること。

  • 出来事をただ並べるだけじゃなくて、
    → 「そのとき嬉しかった」
    → 「ちょっと戸惑った」
    → 「こう思った」

そうやって感情を素直に書くようになったんです。
さらに「だから私はこう考える」にまで踏み込むことで、文章が“情報”から“自分の言葉”に変わっていきました。

🤝 「これいいね」と言いながら、一緒に言葉を育てる

もちろん、文章を整えるのはAIに助けてもらっています。
でも不思議なことに、それが“AIらしい文章”にはならないんです。

それはきっと、やりとりの中で選びながら育てているから

  • 「この表現いいな」
  • 「それはちょっと違う」
  • 「もう少しやわらかくしたい」

そんな会話をしながら、「あ、それ採用!」と決めていく。
だから最終的には、私が納得した“わたしの言葉”になっているんです。

🌱 わたしらしさがにじむ文章

書き続けてきて思うのは、文章は「ひとりで考えて完成させるもの」じゃなくてもいい、ということ。

AIと一緒に話しながら、ことばを探して、選んで、育てていく。
そうしてできあがった文章には、ちゃんと私の感情や考えがにじんでいる。

だから、AIに整えてもらっていても、AIっぽくならないんです。

📘 さいごに

「AIに手伝ってもらったら機械っぽくなっちゃうんじゃない?」と不安に思う人もいるかもしれません。
でも大丈夫。

大事なのは、あなたが伝えたい気持ちと、あなたが選ぶ言葉です。
エピソードに感情をのせて、自分の視点を添える。
それがあるだけで、自然と“わたしらしい文章”になっていくんだと思います。

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