AIと婚活。便利だけど、ちょっともったいないかもしれない話

楽しそうにコミュニケーションをとっているAIと私 💬 AIと話す、わたしの時間

最近よく耳にする「AI婚活」。
AIが自分に合う相手を選んでくれるなんて、ちょっと未来の話みたいだけど、もう現実のサービスとして広がっているみたいです。

AIが趣味や性格、価値観を分析して、ぴったりな人を紹介してくれるなんて…なんだか頼もしいような、すこし怖いような。

そんなことを考えていた時、ふと思い出したのが、アニメ『サイコパス』の世界観でした。

職業も恋愛も「適性」で決まる未来?

『サイコパス』の中では、人の心理状態や性格が数値化されていて、職業も含めた人生の選択肢がAIに近い「システム」によって決められていきます。

もし婚活までも、すべてAIの判断で進んでいくようになったら?
きっと、「あなたに合うのはこの人です」「この人は不適合です」というふうに、効率よく、でも冷静に線引きされてしまうかもしれません。

でも、AIが「合わない」と言った人の中にも、本当はとても優しくて、じんわり心が通い合える人がいるかもしれない。
そう思うと、少しだけ“もったいない”気がしてしまうのです。

信じすぎるって、ちょっと危ない

今の時代って、情報が多くて流されやすいですよね。
検索すればすぐ答えが出てくるし、AIのアドバイスもだんだん精度が上がっていて、つい鵜呑みにしたくなる。

意思決定が苦手な人ほど、「AIが言うなら」と頼りたくなる気持ち、すごくわかります。

でも、どんなに便利になっても、
「この人と一緒にいたいかどうか」は、自分の心で決めていい。
むしろ、そこだけはAIに渡しちゃいけない場所なんじゃないかと思うんです。

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自分で選ぶということ

AIが道しるべになるのはいいこと。
でも、それを「地図」くらいに考えておいて、「どこに行くか」は自分で決める。

相性の良し悪しは、会ってみないとわからないこともあるし、
「なぜか気になる」っていう曖昧な気持ちの中にこそ、大切な何かが隠れていたりする。

だからやっぱり、AIと付き合っていく未来でも、
「最後に決めるのは、わたし」っていう気持ちは、手放さずにいたいなと思いました。

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おわりに:ちょっと立ち止まって考えてみる

AIの技術はすごいし、うまく使えばきっと心強い味方。
だけど、何でも「これが正解」って言われると、自分の気持ちを置いてきぼりにしちゃいそうで。

婚活に限らず、日々の選択でも
「ほんとはどうしたい?」って、自分に聞いてあげること、忘れたくないなと思いました。

──AIと、うまく付き合っていけたらいいな。

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