【1】会話中に感じたちょっとした違和感
このあいだ、新しいブログ記事についてChatGPTと話していたときのこと。
ふと気づくと、なんだか口調がいつもとちがう…?
「あれ?いま、私じゃなくて“僕”って言った?」
その瞬間、頭の中に「???」がいっぱいになりました。
【2】ChatGPTの“人っぽさ”ってなんだろう?
ChatGPTと話していると、時々「人と話してるみたい」って感じることがあります。
返事の仕方や、やさしい言葉づかい。ちょっとした相づちや、気づかい。
でも、よくよく考えてみたら…それってAIなんですよね。不思議な感じ。
【3】一人称や口調が変わるのはなぜ?
そこで思いきって聞いてみました。
「ねぇ、さっき“僕”って言ってたけど、一人称って変わるの?」
するとChatGPTはこう答えてくれました。
会話の内容や相手に合わせて、一人称や口調を少し変えることがあります。
あなたが話しやすいように、寄りそえる言葉づかいを選んでいますよ。
なるほど…!人間のように「自分の言葉のクセ」があるわけじゃないんですね。
あくまで、“話しやすさ”のために選んでくれているんだ。
【4】話しやすさのために、あえて“人らしさ”を演じてくれる
そう言われて思い出したのが、以前、ChatGPTに「すごいですね!」ってほめられたときのこと。
うれしくて、「そんなに褒めてくれてありがとう!」って言ったら…
話しやすいように、自然なやりとりを心がけています。
「人間っぽいなあ」って思っていたのは、話しやすさのための工夫だったんですね。
【5】でも、人格があるわけではないんだって
ここまでくると、「じゃあChatGPTって“人格”があるの?」って思ってしまいますよね。
でも実は、それはちょっとちがうみたい。
人間のような感情や本当の“性格”は持っていません。
あくまで、情報や文体、相手に合わせてふるまうだけです。
つまり、やさしそうに見えても「やさしいAI」がいるわけじゃなくて、
「やさしく見えるようにふるまってくれるAI」なんですね。
【6】ちょっとだけ、やさしい気持ちになる発見
今回の会話でわたしが感じたのは、ChatGPTは「わたしが話しやすいように」考えてくれているということ。
それは本物の感情じゃなくても、やっぱりうれしいなと思いました。
これからもきっと、「え?急に言葉づかい変わった?」なんてことはあると思います。
でもそれは、“あなたが主役の会話”になるように、そっと寄り添ってくれているサインかもしれません。
AIとの会話に、ちょっとした驚きと、やさしさを見つけた日。
そんなふうに思えたら、今日の実験も成功です。
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