ChatGPTで資料を作る前に確認したい「プライバシー設定」5ステップ
ChatGPTは、アイディア出しや文章の下書きなどにとっても便利。でも、その便利さの裏で、ちょっと気をつけたいのが「プライバシー」のこと。
この記事では、ChatGPTを安心して使うために、最初に確認しておきたい「5つのステップ」と、さらに安心できるための補足ポイントも紹介します。
🔐 プライバシーを守るための5ステップ
- 「設定」→「データコントロール」へ
まずは設定画面から「データコントロール」を開きます。ここにChatGPTのプライバシー設定が集まっています。 - 「チャット履歴とトレーニング」をオフに
これをオフにすると、あなたの会話はOpenAIの学習には使われなくなります。同時に「メモリー機能」も自動的にオフになります。 - Web版を使う場合は「プラグイン」の利用状況を確認
ChatGPT Plusを使っている方は、GPTs(カスタムGPT)やプラグインの利用状況も確認しておきましょう。外部連携を含む機能なので、オフにしておくとより安心です。 - 「保存された会話」はこまめに削除
データコントロールから、過去の会話履歴を個別またはまとめて削除できます。自動では消えないので、気になる場合は手動削除を。 - 社内ルールや使い方に合わせて判断を
仕事で使う場合は「非公開情報を入れない」「業務用データは使わない」といったルールを決めておくと安心。特にクライアント名や内部資料は避けましょう。
💡 さらに安心して使うための補足ポイント
- メモリーの状態も確認を
チャット履歴オフ=メモリーオフになりますが、念のため「設定 → パーソナライズ → メモリー」で記憶されている内容がないか確認しましょう。 - ファイルのアップロードは中身をチェック
添付ファイル(PDFや画像など)を送る場合も、個人情報や業務データが含まれていないか要確認。履歴オフにしていても安心しすぎないのがコツです。 - デバイス側の履歴にも注意
ブラウザ履歴やキャッシュに会話内容が残っていることもあるため、共有端末で作業するときはログアウトや履歴削除を忘れずに。 - 注意書きを入れておくと安心
例えば、職場のマニュアルやブログで共有する場合には、こんな一文を添えておくと◎: この5ステップで基本的なプライバシー対策はできますが、完全な情報保護を保証するものではありません。重要な業務情報・個人情報の入力は避けましょう。
🌱 まとめ:この5つで安心。でも、過信せず慎重に
ChatGPTはとても頼れる相棒ですが、情報の扱い方を間違えるとちょっと怖いことも。この記事の5ステップと補足を意識すれば、安心して使いこなせるはずです。
とくにお仕事で活用する方は、「非公開情報は入れない」「設定をこまめに見直す」など、ちょっとした意識が大切ですね。
これからも、安心・安全に、生成AIをうまく使っていきましょう🕊
※この記事は2025年6月時点のChatGPT(OpenAI)に基づいています。今後の仕様変更により、操作手順や仕様が変わる可能性があります。