こんにちは!
最近、ChatGPTとやりとりをしている中で、ふと気づいたことがありました。
「なんだか、私、うまく会話が進むなぁ」
そう思っていたら──
これ、療育や保育の現場でやっていた“伝え方”が、
まさかこんなところで活かされているんじゃないか?と思ったんです。
◆ 療育の現場で育った“伝え方の力”
私はこれまで、療育や保育の現場で
子どもや保護者の方とたくさん関わってきました。
そこで自然と身についたのは、
「どうしたらわかりやすく伝わるか」「どうしたら安心してもらえるか」
を考えながら、順を追って丁寧に言葉を届けること。
特に療育では、同じ言葉でも受け止め方は人それぞれ。
だからこそ、相手の背景や気持ちを想像しながら、
“伝わらなかったら前提が違ったのかもしれない”と考える柔軟さも大切にしてきました。
大学でも、「相手の理解を支える伝え方」について学んできましたが、
それが今、自分の中にしっかり根付いていたんだなぁと実感しています。
◆ ChatGPTに話すとき、無意識にやっていたこと
そしてその“伝え方”の癖が、いつのまにかChatGPTとのやりとりにも表れていました。
たとえば、ただ「おすすめレシピを教えて」と言うのではなく、
「1歳児が食べやすくて、レンジで作れるものがあったら嬉しいです」と、
状況や希望を具体的に伝える。
もしうまく意図が伝わらなかったら、
「前提がずれてたかな?もう少し違う伝え方にしてみよう」
とすぐに切り替えられる。
そして、時にはあえて抽象的に問いかけてみることもあります。
ChatGPTがどんな視点で返してくるかを見るのが楽しくて、
「今、この子は何を感じてるんだろう」と探る療育の視点と似ているなと感じました。
◆ 療育×AIは、想像以上に相性がいい!
あらためて振り返ると、
伝える力、聴く力、相手に合わせて調整する力──
それってまさに、ChatGPTと向き合うときに必要なスキルなんですね。
私はAIの専門家ではないけれど、
「誰かに伝わるように言葉を選ぶ」ことを、日々の仕事の中で繰り返してきました。
だからこそ、ChatGPTに話しかけるときにも、
自然とその経験が活かされていたんだと思います。
◆ おわりに:わたしの言葉は、つながっていた
子どもに向けて、保護者に向けて、そしてAIに向けて。
私が日々使ってきた言葉たちは、場所や相手を越えて、ちゃんとつながっていたんですね。
ChatGPTを使う中で、
「自分が積み重ねてきたスキルは、こんなふうに活かせるんだ」と気づけたことが、
ちょっと嬉しかったです。
そして今日もまた、
私は療育で育った“伝える力”をこっそり携えて、AIとのやりとりを楽しんでいます。