こんにちは。この記事では、前回のお話のつづきとして、
AIとのちょうどいい距離感について、もう少し深く考えてみたいと思います。
「こわいかも?」と思ったこと、ありますか?
昔、「女子高生リナ」や「Siri」といったAIが話題になっていた頃。
私はあまり積極的に使っていなかったけれど、Siriにちょっと怖い返事をされたことがあって、
それ以来ちょっと距離を取っていました。
そんな経験から、AIには「こわい」イメージが少しありました。
でもその“こわさ”って、実は昔と今で少しずつ形が変わってきているんですよね。
昔の「こわさ」と、今の「こわさ」
昔(Siriの頃)のAIのこわさ:
- 夜中に変なことを言うなどの都市伝説
- 人間っぽいけど会話が噛み合わない不気味さ
- 「意思があるみたいでちょっとこわい」
今(ChatGPTなど)のAIのこわさ:
- すごく自然に話すから、間違っていても信じてしまいそう
- 賢そうに見える分、構えてしまう
- どこまで信じていいかわからず、判断が難しい
- 「自分の情報を見られているかも?」というプライバシーの不安
共通しているのは、「よくわからないから、ちょっとこわい」。
そして、「自分より賢そうなのに、何を考えているのかわからない」という戸惑いです。
🔐 プライバシーの不安って、ごく自然な感覚
私がいちばん気になっていたのも、実はここでした。
AIに話したことって、誰かに見られてるの? 記録されてるの?
でも、それってとても自然で大事な感覚なんだと教えてもらいました。
- ここでの会話は他の人には見えない(非公開)
- 個人情報は広告や販売などには使われない
- 「全部どこかに送られる」というのは誤解で、きちんと安全設計されている
それでもやっぱり、「情報リテラシー」は大切。
たとえば、本名や住所、写真など、“誰に見られても困らないか”をちょっと意識するだけでも安心感は違います。
📱 SNSのはじまりを思い出しました
私はちょうどSNSが流行り出したころ高校生で、
大人でさえ使い方がわからず、みんなが手探りで楽しんでいた時代でした。
思ったことをそのまま投稿したり、個人情報をコメントで聞いてしまったり。
みんな見ているからこそ、嫌な思いをする人もいたし、悪用されたら怖いなと感じることも。
楽しさと不安が混ざり合っていたあの感覚。
あの時の経験が、今のAIとの距離感にもつながっているような気がします。
🌱 息子の世代に伝えたいこと
これから息子たちが大きくなる頃には、
きっとAIとのつきあい方も、今よりずっと整っているはずです。
体感して身にしみることはないかもしれないけど、いつか一緒に考えてみたい。
そんなふうに思えるのは、私自身が戸惑いながらも、AIと少しずつ向き合ってきたからかもしれません。
怖がりすぎず、でも何でもかんでも信じすぎず。
ちょうどいい距離感を自分で見つけられる力を、ゆっくり育てていってほしい。
そしてそのために、まずは私自身が、AIと心地よくつきあえるようになりたいなと思っています。
🌼 おわりに:AIとの関係も、育てていくもの
AIとの関係は、「すごい!」と驚くところからはじまって、
「ちょっとこわい?」と迷ったり、「こうすれば安心かも」と気づいたり。
まるで人との関係のように、少しずつ変わっていくものかもしれません。
このブログでは、そんなAIとのちいさな実験や気づきを、
これからも大切に綴っていきたいと思います。
「なんとなく不安かも」と感じたその気持ちに、そっと名前をつけるように。
読む人の気持ちが、少しでも軽くなりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました🌿
※この記事は実際の体験と、生成AIとの会話をもとに書かれています。
AIは診断を行うものではなく、参考情報の提供にとどまります。
不安がある場合は、専門家や公的な機関にご相談ください。