「夜ふかしよりも、翌朝のぼーっとした姿に、一番怒りが湧く」 そんな話、聞いたことありますか?
夜遅くまで飲んでいたり、気分転換と称して夜ふらっと出かける夫。
「まあ、それで心が保たれるならいいよ」と思っていたつもりなんです。
でもね、一番つらいのは“その翌朝”なんです。
歯車が、私ひとりで回ってる
夫が前夜に何をしていたかなんて、正直もうどうでもよくて。
問題は、朝、起きてこないこと。
そして、ようやく起きても、風呂に入ったりぼんやりしていて、家族と交わらないこと。
その間、私はというと——
- 息子の鼻水を拭きながら朝ごはん
- 着替えさせた服にお茶をこぼされてやり直し
- 自分も風邪気味で頭がぼんやり
- タイムリミットと戦いながら身支度と片付け
もうひとり親状態</strongです。
しかもね、体調がイマイチな私も、今日はパートの日。
のんびりしていられる余裕なんてないのです。
「怒ってる?」って聞いてほしいわけじゃない
こういう朝、私が一番つらいのは、怒ってることに気づいてもらえないこと。
私が黙っているのは、怒っていないからじゃない。
怒ってるけど、言っても仕方ないから言わないだけ。
でも、それが「何も思ってない」って受け取られるのは、もっとしんどい。
「別に責めたいわけじゃない。
でも、今朝のしんどさにあなたが気づいてくれたら、
きっと私は救われたのに。」
そんなことを思いながら、朝の家事と育児をこなしていました。
家庭の歯車って、すごいんです
家庭って、ほんの少しの歯車が止まるだけで、
バランスが一気に崩れるんだなと思いました。
育児中の家庭では、“寝坊一つで詰む”ってこと。
ほんの少しでいいから、分かち合えたらうれしい。
そう思った、ある朝の出来事でした。
家庭の歯車、止めないって大変なんです。
でも今日も、私たちはちゃんと回してる。
それだけで、本当にすごいことなんです。